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江口はある日、友人から一本のビデオテープを渡される。その中身を確認して欲しいとのことだ。その背には「見たら死にます。見るなよ!絶対に見るなよ」と書かれていた。何となく嫌な感じがした江口は断ろうとしたが、ビデオデッキなどという骨とう品に近いものを持っているのは江口だけだった為、友人はあきらめてくれない。結局、江口は友人の焼き肉をおごるとの一言で渋々と承知してしまうのであった。家に戻りビデオを再生してみると、長髪の女性がどこかの路地にたたずんでいる画面が映し出される。画面にノイズが走る。女性の姿が以前より鮮明に見える気がする。だがそれは気のせいではなく、画面にノイズが走る度に彼女はこちらに歩み寄る様に画面に近づいてくる。前髪に隠された彼女の顔が画面いっぱいに映し出された時、そこで映像が終了し画面は暗転する。だが意味深なラベルが貼ってあるビデオがそれだけで終わるはずがなかった。暗転した画面から手が現れ、それはゆっくりとこちら側にでてきたのであった。江口は腰を抜かしそのままの体勢で後ずさりをする。テレビ画面からは、手だけではなく先程の映像に映っていた女性が不気味な笑みを浮かべながら出てこようとしていた。そこから完全に出ようとした彼女は迂闊にも画面の縁に足を引っ掛けてしまい頭から落ちてしまうのであった。気を失った女性に近づく。江口は彼女の巨乳に見入ってしまい、普通じゃない存在にもかかわらず性的ないたずらをはじめてしまうのであった。
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